玄米や胚芽米の胚芽はさまざまなビタミンやミネラル、特にビタミンB群やE群が豊富に含まれています。ビタミンB1が不足すると注意散漫、いらいら、けん怠感、脚気になることもあります。ビタミンB群は、腸内細菌を増やして腸の働きを活発にする働きがあり、美肌ビタミンとも呼ばれています。美容に非常に有効な成分といえます。
玄米や胚芽米の豊富な食物繊維で慢性の便秘を改善したり予防にも効果があります。また玄米や胚芽米にはビタミンEも豊富に含まれているので、動脈硬化に効果のあるα−トコフェロ−ル(ビタミンE)や血圧降下作用のあるγアミノ酪酸などの多くの機能性成分が含まれています。
さらにビタミンEは血液の循環を良くする働きがあり、冷え症の予防や改善に効果的です。
胚芽米には、ビタミンやミネラルのほかにもγ‐アミノ酪酸(ガンマアミノ)が含まれています。γ‐アミノ酪酸は別名ギャバとも呼ばれ、アミノ酸の一種です。ギャバは神経伝達抑制物質で、神経の高ぶりを抑制し正常な働きに戻す役割があります。ギャバが血圧を効果的に下げて、副作用もないことがわかり注目を集めています。
ギャバには、血圧低下、ボケ防止、もの忘れ防止、うつ病の改善、肝臓の活性化、アルコールの分解を早める働きがあります。糖尿病の改善にも効果があるともいわれています。白米より玄米や胚芽米がダイエットには効果的です。玄米が無理なら少し混ぜることから始めてみましょう。
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